男性の育児休暇制度を新設　福岡銀行

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週刊経済2022年5月3日・10日発行合併号

多目的型の休職制度も新設

㈱福岡銀行（福岡市中央区大手門１丁目、五島久頭取）は男性育児休業につき１０日間を取得義務化するなど新制度を設けた。開始は今年１０月から。
今年４月に改正育児介護休業法が施行されるなど、社会全体の男性の育児参画課題となる中、同行では新制度を設けることで積極的に男性の育児参画を推進していく。同時に多様化する従業員のニーズに応えるため、自律的キャリア開発や介護・不妊治療などにも対応が可能な多目的型の休職制度（フレキシブル休職制度）も新設。私費就学や留学、他企業での研修・就業は原則１年間、最長３年間、介護（介護休業規定の対象外）や妊活（不妊治療）は最長１年間休職が可能となる。同行では「多様な人財の活躍に向けた人財戦略に積極的に取り組むことで、グループ総合力を強化し、より一層皆さまにご支持いただけるよう努めていきたい」と話している。