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申請数、今年度最多の10件 福岡市内開発申請状況


積水ハウスが照葉に戸建59戸

ふくおか経済・㈱地域情報センターは、福岡市の開発許可が必要な市街化調整区域と1000㎡以上の造成を伴う市街化区域への開発申請状況(17年月12月分)をまとめ、法人による申請件数は前月比6件増の10件で今年度最多となった。

開発の内訳は住宅が5件、店舗が3件、介護施設が2件。開発面積が最大だったのは、積水ハウス㈱(大阪市北区大淀中、阿部俊則会長)が東区照葉で開発する戸建住宅・集会所で1万9288㎡。戸建住宅59戸と地域の集会所を開発する。まちづくりエリア北側に当たる福岡市工区の戸建住宅整備が進められているエリアで、隣地では全750戸規模のマンション開発も計画されている。次に大きかったのは、地場不動産会社の㈱藤和(福岡市早良区飯倉、齋藤良一社長)が博多区月隈で事業者向けに開発する店舗・倉庫で、開発面積は9790㎡。

今月は久々に開発件数が2けた台に乗り、1万㎡を超える大型開発も見られた。ただ、マンションなどの共同住宅の開発申請は今月も無く、戸建住宅や介護施設が開発を下支えする構図は変わっていない。

表はこちらから。

2018年1月30日発行