申請は戸建て１件のみ　福岡市内開発申請状況

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週刊経済2021年3月30日発行

アストが博多区浦田で開発

ふくおか経済・㈱地域情報センターは、福岡市の開発許可が必要な市街化調整区域と１千㎡以上の造成を伴う市街化区域への開発申請状況（２１年２月分）をまとめ、法人による申請件数は前月比２件減の１件だった。
開発の内訳は、住宅２件のみ。今月唯一の申請は、地場ハウスメーカーの㈱アスト（福岡市中央区草香江、岩永正浩社長）が博多区浦田に開発する分譲の戸建て住宅で、開発面積は２０６６㎡、戸数は９戸。同社が展開する新築戸建て住宅「ガーデンヒルズ」の新規物件と見られる。
申請件数１件のみと開発鈍化の傾向が続く。今月は他に個人の申請が３件ほど見られたが、コロナ禍の先行き不透明さを反映した事業者の「開発控え」が鮮明になってきている。

表はこちらから。