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田川の白鳥工業団地で1MWのメガソーラー  三愛    総事業費3億円、来年3月稼働


 不動産業の有限会社三愛(田川市上本町、岩本秀和社長)は総事業費3億円をかけ、来年3月から同市白鳥工業団地で、1MWのメガソーラー事業を開始する。
 場所は2000年10月に閉鎖した縫製会社の富士九州工場跡地で、同社が03年4月に取得した1万8000平方mの土地。再生可能エネルギー固定価格買い取り制度に基づき、電力会社に売電し、収益の柱にする。年間売電収入の見込みは4300万円。同社では、11月1日から解体工事に入っており、来年1月に着工。太陽光パネルはシャープ製4200枚を使用し、年間発電量は一般家庭300世帯分の使用量に当たる毎時100万kW。同社の岩本社長は「遊休地の有効利用を検討していたところ、田川市からメガソーラー事業を勧められた。東日本大震災以降、再生可能エネルギーに関心を持っていたので、筑豊地区で再エネを普及させるためにも、当社が率先して実施しようと思った」と話している。