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産業用ロボット技術を学ぶ専門コース開講 九州職業能力開発大学校


9月の後期授業から

ものづくり産業に特化した教育プログラムを実施する九州職業能力開発大学校(北九州市小倉南区志井、岡田龍雄校長)は9月から、生産現場に導入する産業用ロボット技術を学ぶ専門コースを開講する。
コース名は「生産ロボットシステムコース」。人材不足などの影響で、生産工場内に産業用ロボットを導入する事例が増えていることから開講するもの。製造現場の流れ作業や仕分け作業で使用する「アーム型ロボット」と呼ぶ産業用のロボットを実習に取り入れ、ロボットを使用したシステム構築や運用管理などを学んでいく。受講生は同大学校の1年次(専門課程)と2年次(応用課程)のうち、2年次の3学部から各5人の合計15人となる予定。
同大学校では「9月の後期授業から専門コースとして本格的に開講する。将来、生産管理部門のリーダーとして活躍できる人材を育てていきたい」と話している。

2018年7月31日発行