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産学連携のチョコレートを販売 シャボン玉石けん


週刊経済2021年1月13日発行

北九州市の産業観光をPR

無添加石けんメーカーのシャボン玉石けん㈱(北九州市若松区南二島2丁目、森田隼人社長)は12月11日、通信機器販売業のオーエーセンター㈱(同市小倉北区宇佐町2丁目、吉武太志社長)、西日本工業大学とコラボレーションしたチョコレートを販売開始した。
同社が北九州市との包括連携協定締結1周年を記念し、市の産業観光PRを目的として販売するもので、すでに工業の町・北九州オリジナルの手土産として「ネジチョコ」を製造販売するオーエーセンターらとコラボに至った。商品名は「シャボン玉石けんチョコ」。シャボン玉石けんのマスコットキャラクターと浴用型石けんの形状をしたホワイトチョコ各3個を箱に詰めた。チョコ型は西日本工業大学総合システム工学科の学生が3Dプリンターで制作し、箱のデザインは同大学デザイン学部出身で現在シャボン玉石けんのマーケティング部に所属する社員が手がけた。箱デザインには北九州市観光情報サイト「ぐるリッチ!北Q州」にリンクできるQRコードも掲載した。価格は600円(税別)で、北九州おみやげ館(同市門司区東港町)やオーエーセンターが北九州市内2カ所で運営するデザートショップ「グラン ダ ジュール」などで販売している。同社では「この商品を通して北九州市の魅力を全国に発信し、北九州市の産業観光の活性化に貢献していきたい」と話している。
同社は1910年創業、49年5月設立。資本金3億円。2020年8月期売上高は73億円。従業員数102人。