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産学連携で共同開発の弁当発売 イオン九州
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週刊経済2023年5月16日発行号
県内18店舗で期間限定
イオン九州㈱(福岡市博多区博多駅南2丁目、柴田祐司社長)は、公立大学法人福岡女子大学(同市東区香住ヶ丘1丁目、向井剛学長)、福津市(原崎智仁市長)と共同開発した弁当を5月20日から6月30日の期間限定で発売する。
商品名は「美味(うま)ヘル!7種の彩り丼」。国の健康調査で福津市は高血圧や糖尿病患者が多いことから、同市と「適塩プロジェクト」を立ち上げ、昨年5月から「イオン福津店」の食品売り場に塩分控えめの食品や調味料コーナーを設けている。それを受けて同市が包括連携協定を結ぶ福岡女子大学に減塩レシピの開発を依頼し実現した。商品は同学の食・健康学科の4年生4人が「野菜がとりやすいヘルシー丼」をコンセプトに、熱量やたんぱく質などのバランスを考慮し、丼の上にコーンやニンジンなど6種の野菜と、大豆ミートを使ったそぼろを載せて彩りを表現している。価格は494円(税込み)で、県内の「イオン」「マックスバリュ」18店舗で販売する。同社では「地域の皆さまとの連携を大切にし、商品開発や販売を通じて今後も九州の魅力発信に努めていく」と話している。