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産学連携でシャンプー、リンスを発売 愛しとーと
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近畿大学と共同で5年ぶり商品化
健康食品、化粧品通販の㈱愛しとーと(那珂川市今光6丁目、中村浩之社長)は近畿大学(大阪市)と共同開発したシャンプー・トリートメントを9月1日、発売した。
商品名は「UMIKARAシャンプー」、「UMIKARAトリートメント」。近畿大学薬学部教授の多賀淳氏が技術協力し、同大学が完全養殖している「近大ブリ」の皮から抽出した希少性の高い「フルレングスコラーゲン」を使用。繊細でちぎれやすいため抽出と精製は手作業で、4年かけてシャンプーに配合させることを実現したという。髪の表面に密着しやすく髪をきれいに保つほか、シルクやダメージを補修し乾燥を防ぐというエンドウタンパクや、スクワラン(うるおい成分)、シア脂(植物性脂肪)など保湿成分も配合した。
同大学とは5年前に「うるおい美人ヘアウォーター」を共同開発し、今回第2弾になる。価格はシャンプー(300㎖)、トリートメント(200g)、各4070円(税込み)。自社サイトで販売する。同社では「現在も毛髪からのたんぱく質溶出を防ぐ技術の共同特許を出願中で、今後も健康に良い商品開発を進めていく」と話している。
2020年9月8日発行