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産婦人科医の宗田聡氏が顧問就任 エムスタイルジャパン


週刊経済2023年2月21日発行

産後ケアなどのプロジェクト拡大

天然アナツバメの巣を使用した商品ブランド展開のエムスタイルジャパン㈱(福岡市中央区今泉1丁目、稲冨幹也社長)は2月9日、産婦人科医の宗田聡氏の顧問就任を発表した。22年12月1日付。
同社は100%天然アナツバメの巣を活用した健康食品、美容コスメブランド「BI‐SU(ビース)」を展開しており、22年からは女性の身体や健康をケアする「フェムケアプロジェクト」をスタートしている。その一環として、産後ケアホテルの監修や女性のライフステージのおける悩みや課題をテクノロジーで解決する「フェムテック」関連のセミナー講師などを務める産婦人科医の宗田氏が顧問に就任することとなった。将来的には自社ブランド商品を活用し、不妊治療や更年期障害の改善ならびに少子化問題の解決や働く女性の支援などに取り組んでいくという。
宗田氏は東京都出身、1969年10月1日生まれの53歳、筑波大学卒業後、同大産婦人科医師として従事。99年に文部科学省在外研究員としてTufts大学(ボストン)遺伝医学部門に派遣。2004年水戸済生会総合病院産婦人科部長・茨城県周産期センター長、12年から医療法人HiROO理事長・広尾レディース~恵比寿本院~院長。
宗田氏は「アナツバメの巣の効果効能についてさまざまな研究を大学機関で進めている。今後はそのエビデンスを持って、特に産前産後の女性のヘルスケア改善に役立てるように普及していければという思いから参画した」と話している。