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生活支援型訪問サービス従事者研修を受託 麻生介護サービス


定員は計350人

訪問介護・居宅介護支援、福祉用具レンタル事業の麻生介護サービス㈱(福岡市博多区博多駅前3丁目、栁倫明社長)はこのほど、福岡市保健福祉局の「福岡市生活支援型訪問サービス従事者研修事業」を受託し、11月から研修生の募集を始めた。福岡市から同事業を受託したのは2年連続。

今年4月にスタートした「福岡市介護予防・日常生活支援総合事業(福岡市総合事業)」に基づき、生活支援型訪問サービスの担い手を養成するための研修事業を手掛けるもの。生活支援型訪問サービスとは、掃除や買い物支援、調理、洗濯などに加え、現行の訪問介護と同等の生活援助を行うサービス。これまで全国一律の予防給付として提供されていた訪問介護(ホームペルプ)や通所介護(デイサービス)が今年4月から市町村管轄の地域支援事業に移行し、移行後も多様なサービスを提供できるよう研修を強化するのが狙い。

カリキュラムの内容は①介護保険制度の概要②認知症の理解③介護従事者としての心得や倫理④生活支援技術⑤基礎的な介護技術⑥リスクマネジメント、緊急時の対応など。会場は市内7会場で3日間(全18時間)実施する。定員は各会場50人の計350人。受講料は1500円(テキスト代、消費税含む)で、修了者には福岡市認定証が発行される。

同社は2007年8月に設立。資本金は1億円、従業員数は1107人。売上高は37億2200万円。現在、県内を中心に90事業所を展開している。

2017年11月14日発行