環境配慮型製品の新商品を発売　モロフジ

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週刊経済2023年12月12日発行号

再生プラスチック使用

包装資材メーカーの㈱モロフジ（筑紫野市武蔵３丁目、諸藤俊郎社長）は１１月１３日、環境に配慮した手提げ袋の新商品を発売した。
商品名は「プラピース（ＰｌａＰＥＡＣＥ）」。自社開発商品で、焼却処分されていた複合プラスチック端材（再生プラスチック）を再生原料化して５０％使用した商品。プラスチックを一から作成しないことから石油化学資源の消費量を削減でき、焼却処分の際に発生する二酸化炭素排出量も削減も図れる。
従来は、石油由来のプラスチックを５０％使用したポリ袋などが主流だが、新商品は複合プラスチック端材５０％と石油由来のプラスチックを５０％組み合わせたもの。同社では「企業が取り組むエコ活動の一環として、環境に配慮した手提げ袋をぜひ取り入れてほしい」と話している。
同社は１９８９年２月創業。資本金１千万円。２３年３月期売上高はグループで約５０億円。従業員数はグループで３００人。