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環境配慮型の木造建築技術を活用した新社屋が完成 筑紫工業
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週刊経済2021年3月30日発行
投資額は約2億円
室内ドアなど木製建具の企画や製造、販売を手掛ける㈱筑紫工業(那珂川市片縄東1丁目、新内一秋社長)が同町内に建設していた新社屋は3月31日、完成する。投資額は約2億円。
50年近く利用していた現在の本社事務所が老朽化し手狭による建て替え。場所は現社屋そばの自社駐車場。新社屋の特徴は環境配慮型の木造建築技術「CLT工法」を活用し、地元・那珂川市の国産材を中心とした福岡県産材の木質パネルを使用している。建物は3階建てで延べ床面積600㎡。1階は室内ドアなど木製建具の商品を展示するショールーム(広さ108㎡)と更衣室。2階は事務所。3階は会議などで使用する多目的フロアで構成。新内社長は「CLT工法を活用した3階建て以上の建物は当社が県内で初めて」と話している。
新内社長は福岡市出身。1960年11月2日生まれの60歳。熊本大学工学部卒。趣味は釣り、ゴルフ
同社は1973年7月設立。資本金1千万円。従業員35人。2020年6月期売上高は6億円。