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環境私募債5000万円を発行 マルソー産業 7回目の無担保社債、西シ銀が受託
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業務用プラスチックハンガー製造のマルソー産業株式会社(北九州市門司区新門司3丁目、三浦政景社長)は3月25日、西日本シティ銀行保証付きの「環境私募債」5000万円を発行した。
7回目の無担保社債で、今回は同行が環境に配慮した経営を行っている企業を対象に2008年2月から受託を開始している「環境私募債」として発行。通常の銀行保証付き私募債よりも発行コストが優遇されているほか、社内外に対して財務内容の健全性に加え環境問題への取り組みもアピールできるメリットがある。期間は5年で、期日一括償還。
同社は1975年12月設立。資本金5000万円。従業員約50人。従来型のハンガーに替わる素材としてプラスチックに着目して、50件を超える特許及び実用新案を取得し、クリーニング業界用プラスチックハンガーの生産量で全国トップ。スカート用クリップで80%、プラハンガーで60%の全国シェアを誇る。環境に関する取り組みにおいては、2001年に全国440社のクリーニング材料販売業者と42社の運送会社と共に広域認定制度(旧広域再生利用指定産業廃棄物処理者の指定)を取得し、同社製品のハンガーリサイクルシステムを自社コストで実施、推進。同システムをさらに有効活用してもらえるよう、ハンガーリサイクル企画などを通じて、継続的に回収率アップ、リユース(再使用)の普及、リサイクル(再生)の促進に力を入れている。