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環境省の委託業務に採択 ドーワテクノス


週刊経済2023年7月25日発行号

北九市、㈱ダイセキと共同で

モータのリニューアル事業やロボット事業などの㈱ドーワテクノス(北九州市八幡西区黒崎城石、小野裕和社長)は6月9日、環境省の「令和5年度脱炭素社会実現のための都市間連携事業委託業務」に採択された。
採択案件の内容は、北九州市(公財地球環境戦略研究機関ハイフォン市外務局)と㈱ダイセキ(名古屋市港区)と共同で取り組んでいるベトナム社会主義共和国ハイフォン市の脱炭素化に向けたエコ工業団地推進事業。ハイフォン市と連携し、再生可能エネルギーの推進やエコタウンのノウハウ共有、優れた低炭素技術の導入を進め、ゼロエミッション型工業団地の実装を目指す。ドーワテクノスは供給可能な省エネ機器や産業用電気品をハイフォン市内の企業に提案し、現地調査を通してニーズの調査を進めていく。
安永豊海外事業部長は「日本の技術が役に立つのは喜ばしい。環境ビジネスの案件化を目指し頑張っていきたい」と話している。
同社は1948年10月設立、資本金8715万円。2022年12月期売上高は126億円。従業員208人。