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環境悪化も出荷伸び増収増益  鳥越製粉    前期反動で純利益13%増


 鳥越製粉株式会社(福岡市博多区比恵、小西敬一郎社長)の2007年12月期第3四半期決算は、売上高142億9,900万円で前年同期比4.2%増、経常利益13億円でほぼ横ばいとなった。
 今年10月から麦価が10%引き上げられるなど、業界環境が著しく悪化したが、値上げ前の駆け込み需要もあり小麦粉、精麦の出荷が上伸、増収につながった。また、経常利益はほぼ横ばいだったが、純利益は昨年計上した特別損失の反動もあり、8億1,000万円で同13.0%増となった。通期では、売上高205億8,000万円で前期比9.5%増、経常利益20億円で同11.8%増を見込む。
 同社は1935年設立、資本金28億500万円。東証一部上場企業。