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環境問題提言の住まいに関わる著書を発刊  エコワークスの小山社長    B5判232ページ建て


 住宅施工株式会社エコワークス(福岡市博多区竹丘町)の小山貴史社長は11月4日、地球環境問題を提言した「ゼロ炭素社会の住まいづくり」を発刊した。
 「ゼロ炭素社会」に向けて世界が合意したパリ協定に伴い発刊したもので、小山社長自身が今年5月、COP21に足を運び、実際に見て聞いたパリ協定の裏側に込められた想いや、環境先進国の取り組みを発信し、今後戸建て住宅を建てる読者に発信する。1~7章構成で、パリ協定の概要や取り巻く環境問題、日本の住宅について説く。B5判・オールカラー232ページ建て。価格は1800円(税抜き)。発行元は株式会社創樹社。小山社長は熊本出身、1987年京都大学工学部卒業後、東京都のIT企業、関連会社の新産住拓株式会社(熊本市)を経て、2004年、福岡市にエコワークス株式会社を創業し、九州エリアでエコハウスの普及事業を展開している。12年に地球温暖化防止活動で環境大臣表彰受賞、経済産業省のZEHロードマップ検討委員会委員(15年)、JBN(全国工務店協会)のZEH委員会委員長(15年~)、IBECのグリーン建築推進フォーラム委員(16年~)などの公職を通じた環境活動をライフワークにしており、「環境に優しく、快適で健康的で未来へと受け継げる住まいづくりを行っていくためのヒントにしていただきたい」と話している。