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環境分野に特化した私募債3億円発行  自然電力


太陽光発電事業の開発費用に

自然エネルギー発電事業、電力小売りの自然電力㈱(福岡市中央区荒戸1丁目、磯野謙社長)は11月29日、みずほ銀行を引受先とする私募債「グリーンボンド」3億円を発行した。同私募債の発行は九州では初の事例となる(12月23日時点)。
グリーンボンドとは、地球温暖化対策や再生可能エネルギーなど、環境分野への取り組みに特化した資金を調達するために発行される債券のことで、グリーンボンドの適格性については、第三者評価機関である㈱日本格付研究所から最上位評価である「Green1」を取得している。償還期間は3年で、調達資金は太陽光発電事業の開発費用などに充てる。同社では「グリーンボンドの発行は自然エネルギー発電所の開発推進に資するもので、未来へ再投資する新たな資本循環の仕組みを各分野のリーディングプレーヤーとともに構築していきたい」としている。

2019年12月24日発行