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瑞宝大綬章を受章 梶山福岡女子大学長


教育への尽力、学術発展寄与

福岡女子大学理事長兼学長で元九州大学総長の梶山千里氏が、春の叙勲で瑞宝大綬章を受章した。

九州大学総長などとして長年にわたり教育に尽力するとともに、高分子化学の研究に優れた業績を挙げ、学術の発展に寄与したことがたたえられた。

梶山氏は直方市出身。1940年5月13日生まれの77歳。64年3月九州大学工学部応用化学科卒。66年3月同大学大学院工学研究科応用化学専攻の修士課程修了し、同5月から2年9カ月、アメリカのマサチューセッツ大学院に留学し、高分子工学科の博士号第一号を取得。マサチューセッツ大学工学科研究員、九州大学の助教授、教授、工学研究院長などを経て01年11月、同大学の21代総長に就任。その後03年6月から一般社団法人国立大学協会副会長、08年11月から独立行政法人日本学生支援機構理事長などを務め、11年4月から現職。

2017年5月23日発行