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琉球銀行と民事信託分野で業務提携 みつ葉グループ


地方金融機関との連携強化

司法書士法人みつ葉グループ(福岡市博多区博多駅前1丁目、島田雄左代表)は2月9日、琉球銀行(沖縄県那覇市、川上廉取締役頭取)と民事信託分野で業務提携した。同分野でみつ葉グループが県外金融機関との連携は初事例。

同銀行が1月4日、顧客に対し資産の承継、有効活用を円滑に実施できるよう民事信託を活用したサービス「りゅうぎん家族de信託」を開始。同サービスでは、民事信託契約書作成サポートや不動産信託登記、専用口座の開設など複数サービスがあり、それらの一部を、これまで民事信託、家族信託分野で100件以上の事例をもつみつ葉グループが担う。同グループは今春、民事信託の専門会社・㈱みつば信託を設立予定で、今後地方銀行と連携を深めていくという。同社は「業務提携によって沖縄地域において民事信託、家族信託を認知症対策や財産承継の手法として広く浸透させていきたい。地方にはこのような課題を抱えている場所が多いので、金融機関と連携し信託業務のプラットフォームを立ち上げていく」と話している。

同社は司法書士法人オフィスワングループとして2012年3月創業。今年1月からみつ葉グループに名称を変更している。

2018年2月20日発行