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現場事業者向け業務用アプリ開発 センキャク
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週刊経済2023年5月30日発行号
業界のDX化を推進
業務管理アプリを開発する㈱センキャク(福岡市中央区今泉2丁目、浜野勇介社長)は、6月末をめどに業務用アプリ「センキャク」をリリースする。
ターゲットは現場事業をする10人以下の小規模事業所。顧客管理や案件管理などのコア機能に加え、請求や決算管理、スタッフ管理などの機能も順次追加予定。約1年間かけて業務管理機能を充実させる。現在選定された8社がベータ版の利用を開始。フィードバックをもとに改善を重ね6月末ごろリリースする。初年度は無料で提供する予定。浜野社長は「日本には約110万社の現場事業所があるとされている。テクノロジー化が現場事業業界の課題。四字熟語の『千客万来』から名付けた通り、業務効率化による生産性向上で中小のフィールドワーカーを支えるアプリにしていく」と話している。
同社は2022年6月に設立。資本金は3千万円。従業員数は正社員8人と業務委託10人。決算月は12月。
浜野社長は横浜市出身。1986年10月3日生まれの36歳。法政大学経営学部卒。家事代行やハウスクリーニングなどのオンライン予約サービス「くらしのマーケット」を展開するみんなのマーケット㈱の社長を兼任。