NEWS

  • 地域

独自の新聞折り込みチラシを大判化  ケイズ    A4からA3サイズへ


 毎日新聞販売店の有限会社ケイズ(福岡市西区下山門3丁目、中村和則社長)は、独自発行する折り込みチラシ「毎日新聞生活情報くらぶ」の8月発行分から、紙面をA4からA3サイズに大判化する。
 今回の大判化で販売網を活用した新規事業を拡大するとともに同チラシを使った新規新聞購読者の獲得を目指す。同チラシは、昨年夏から月1回発行しており、同社の新聞配布エリアの西区に加え、協力店のエリアである中央区、城南区、早良区、糸島市に2万2000部を折り込んでいる。これまで地元企業が販売する米や水、そうめんなどの商品や整骨院などの店舗紹介、パソコン教室などのサービスを掲載。掲載料金やスペースなどは予算や相談に応じ、最大16枠を設ける予定で、高齢者をターゲットにした生活に必要な商品やサービスを中心に広告を募集していく。中村社長は「ポスティングと違い家庭のテーブルまで届く媒体。またチラシには『毎日新聞』のロゴも入っているため読者からの信頼も得やすく、他の広告と比べて保存性も高い」と話している。
 同社は1999年5月設立。資本金300万円。従業員19人。年商約9000万円。今年2月、事務所に情報発信サロン「毎日新聞生活情報くらぶ」を開き、折り込みチラシに掲載する商品展示や地元住民向けのセミナーを開いている。