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独自のカードゲーム活用したSDGs事業アイデア発想塾 西日本シティ銀行と九州博報堂


週刊経済2021年4月6日発行

ワークショップ型コンサルを展開

㈱西日本シティ銀行(福岡市博多区博多駅前3丁目、谷川浩道頭取)と広告代理店の㈱九州博報堂(同市中央区、江﨑信友社長)は3月26日、コンサルティング業務に関する業務提携契約を締結し、オリジナルのカードゲームを活用した「SDGs事業アイデア発想塾」を立ち上げた。
同発想塾は、SDGs(持続可能な開発目標)や地方創生に資するビジネスアイデア創出や社会課題解決への貢献を目指す企業を、地域金融機関と広告会社が協働してサポートする新たなワークショップ型のコンサルティング。オリジナルのカードゲーム「企業版『街-1カード』」)を活用し、参加企業の社員が自身の所属する企業の価値や本質を理解し、「社会に良いこと」・「自社の収益につなげるアイデアの発想」を行う場を提供する。
具体的には、SDGsとは何かについて、17の目標の紐解きや分かりやすいSDGsへの取り組み事例を交えながら解説。また、企業版「街―1カード」を用いて持続可能性が高く、かつ収益確保につながる新事業や商品、サービスアイデアを自由に発想してもらう。通常業務とは異なる経験をすることで、社員の意識変革、発想力の向上にもつなげていく。同社では「今後も両社は、より良い社会の実現を目指し、SDGsへの取り組みを推進していきたい」と話している。