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特養老人ホーム譲渡先に光和苑を選定 添田町
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「そえだ」と「錦風荘」を一括譲渡
添田町(寺西明男町長)は8月18日、同町添田にある特別養護老人ホーム「そえだ」および同町庄(しょう)にある養護老人ホーム「町立錦風荘」2施設の一括譲渡先を社会福祉法人「光和苑」(京都郡苅田町稲光、高村巨人理事長)に選定した。
今年6月、両施設の運営を完全民営化することで同地区の高齢者福祉サービス向上を図る目的で公募を実施し、今回決定したもの。特別養護老人ホーム「そえだ」の場所は日田彦山線・JR添田駅から約300m西側。敷地面積は5064㎡、建築面積2374㎡、延べ床面積2730㎡の鉄筋コンクリート造2階建て。共用部には食堂、デイルーム、機能回復訓練室、医務室、浴室・特殊浴室、静養室、待合室などを配置している。定員は60人で、1階には1人部屋16室、4人部屋1室。2階は1人部屋2室、2人部屋1室、4人部屋5室。また、2階には定員10人のショートステイを実施している。
また、養護老人ホーム「錦風荘」の場所は県道34号(行橋添田線)田川商業高校交差点近く、山口油屋福太郎添田町めんべい工場から約100m北西側。敷地面積は8264㎡、建築面積2437㎡の鉄筋コンクリート造平屋建て。共用部は食堂、集会娯楽室、談話室、大・中浴室、ラウンジホール医務室などを配置。定員は50人で、1人部屋が12室、2人部屋が19室となっている。
なお、社会福祉法人「光和苑」は1995年4月に発足。現在、障がい者支援施設「苅田学園」およびグループホーム「いなみつ」、特別養護老人ホーム「いなみつ苑」、高齢者複合施設「おおはし苑」などを運営している。
2020年9月8日発行