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牧田尚起社長に代表権 油機エンジニアリング


父・隆会長が代表権返上

建設機械アタッチメントレンタルなどの油機エンジニアリング㈱(太宰府市北谷)では8月5日付で、牧田隆会長が代表権を返上し、長男の尚起社長が代表取締役に就任した。
取締役社長として既に5年間社長業務を経験しており、体制が整ったことから世代交代を図るもの。牧田社長は春日市出身。1980年9月8日生まれの39歳。鹿児島大学農学部卒。2003年4月に入社、福岡営業所で現場経験を積み09年から鹿児島営業所長として営業所開設に携わる。11年に本社に戻り経理課長、13年に常務取締役、14年から取締役社長に就任。趣味はスポーツ観戦、ゴルフ。牧田社長は「社員がやりがいを持って働けるよう、規模よりも中身を重視した企業づくりに取り組みたい」と話している。

筑邦銀行の私募債8000万円を発行

また同社は7月31日、筑邦銀行を引受先に私募債8000万円を発行した。
今回の私募債は発行額の0.2パーセント相当額(物品及び金銭)を同行が教育機関等に寄贈する「ちくぎん地域応援私募債」。期間は5年間。調達資金は現在進めている外国人材の採用強化に関連した新規事業の有料人材紹介などに充てる予定。牧田社長は「九州には優秀な留学生が沢山いるにもかかわらず、地元での就職ができにくい現状がある。外国人材を積極採用する企業として日本での活躍を支援していきたい」と話している。
同社は1995年12月設立。資本金3500万円。売上高9億3000万円(2018年11月期)。従業員数56人。

2019年9月25日発行