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熱中症対策として店舗内にクーリングシェルター ミスターマックス


週刊経済2024年8月7日発行号

専門スタッフや啓発冊子など設置

大手ディスカウントストア・㈱ミスターマックス(福岡市東区松田一丁目、平野能章社長)は7月から、クーリングシェルターとして店舗内に「涼みどころ」を提供するとともに、包括的な熱中症対策を進めている。
今年4月に施行された気候変動適応法の改正で重要とされる「熱中症対策」として、九州の小売流通業のサステナブル化を推進する九州流通サステナビリティサロンが大塚製薬㈱(東京都)と協業し、熱中症特別警戒アラート発令時に九州の流通8社が指定店舗を一般開放するもの。「涼みどころ」として場所を提供するほか、熱中症対策についての知識を習得し「熱中症対策アンバサダーⓇ」認定を受けた専門スタッフの配置や啓発冊子を設置する。実施にあたってはクーリングシェルターの指定主体となる市区町村行政と協議し、当該店舗の準備が整い次第、段階的に指定を進めていく。