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熊本県湯前町と植林事業の協定締結  JR九州商事


22年3月まで

JR九州グループで、鉄道用の資材調達などを手掛けるJR九州商事㈱(福岡市博多区博多駅前2丁目、関信介社長)は11月1日、熊本県湯前町(長谷和人町長)と植林事業を推進する協定「JR九州商事の森 ゆのまえ」を締結した。
同グループは地球環境保全活動を通した持続可能な社会づくりへの貢献を経営方針の一つに掲げており、JR九州商事では同町の経済林の活用を通じ地域貢献を目指す。今後は同社社員が中心となり、20ヘクタールの町有林を利用し植樹や下刈りに取り組んでいく。既に11月16日にJR九州グループ社員によるスギの苗木2200本(1ヘクタール分)を植樹済。今年度中には5ヘクタール分を手掛けるという。熊本県による企業の植林事業支援の後押しも受けて、同協定終了の2022年3月末をめどに植樹のほか、シカやイノシシなど獣害用の防護柵も設ける予定。同社では「湯前町の主要産業である林業と森作りに貢献していきたい」と話している。
同社は1976年1月設立。資本金3000万円。従業員140人。2019年3月期の売上高は300億円。

2019年12月17日発行