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熊本県工業連合会と包括的連携協定を締結  熊本市の熊本学園大学    通算8例目


 熊本学園大学(熊本市中央区大江2丁目、幸田亮一学長)は3月5日、一般社団法人熊本県工業連合会(同市東区東町3丁目、足立國功会長)と包括的連携協定を締結した。同大学が連携協定を結んだのは熊本市、人吉市、合志市、菊陽町、山鹿市、大津町、菊池市の7自治体に次いで8例目となる。
 同大学および県工業連合会の交流・連携を強化することで、地域ものづくり産業の振興促進、企業活動における人材交流や育成、それに伴う地域活性化を図るのが狙い。提携後は、県工業連合会の会員企業のCSR(企業の社会的責任)活動に関する助言やアフターマーケットなどの市場調査、医療福祉に関する調査研究、地域中核人材育成のための講義科目、経営研究や外国語研さんなど逆インターンシップ事業に対する取り組みを推進する。
 同大学では工業分野における学生雇用の機会を広げることを目的に、商学部で「ものづくりの世界」を学ぶゲスト講義を実施するほか、他学部でも各種連携協力を検討していく。同大学では「今後も商、経済、外国語、社会福祉の学部を備えた文系総合大学の強みを生かし、熊本・九州の発展に貢献していきたい」と話している。