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熊本県大津町に初の賃貸マンション カシムラホールディングス


週刊経済2023年3月7日発行

10階建て

マンションの買い取り再販、不動産賃貸事業などの㈱カシムラホールディングス(福岡市中央区白金1丁目、樫村尚明社長)は3月1日、熊本県菊池郡大津町室に初の賃貸マンションの建設を始めた。完成は2024年3月を予定。
近郊エリアの菊陽町に台湾の大手半導体メーカーTSMCの工場ができる事や、大津町の物流拠点の開設予定に伴う人口増加を見込んで新たな収益源の確立を目指す。場所はマリンスポーツクラブ健康館東側。敷地面積は約1565㎡。鉄筋コンクリート(RC)造り10階建てで、延べ床面積は約1765㎡。1K28戸、1LDK10戸、2LDK16戸の計54戸で、さまざまな顧客層をターゲットとした間取りに設定した。1部屋当たりの専有面積は約30~60㎡となっている。
同社では「外観にガラスパネルを取り入れた仕様や、顔認証機能付きのオートロックシステムの導入を検討している」と話している。
同社は2015年11月設立。資本金5千万円。従業員10人(グループ31人)。22年7月期売上高は22億円。