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熊本県内在住者を対象にタクシードライバー募集  BLUE ZOO    熊本地震復興の一環で


 格安タクシー「パンダタクシー」を運営するBLUE ZOO有限会社(福岡市中央区那の津4丁目、青柳竜門社長)は7月13日、熊本県内在住者を対象にタクシードライバーの募集を開始した。
 同社が取り組む熊本地震復興支援の一環で、雇用創出を目的に正規雇用でドライバーを募集するもの。熊本県内在住者で第2種運転免許取得者のほか、同免許を持っていなくても同社提携の自動車教習所で取得すれば応募することができる。家具、家電付きの社宅を福岡市内に用意しており、一時的に福岡で働いた後、本人の判断で退職して熊本へ帰省できる雇用形態を取る。基本的に雇用期間を設けていないが、第2種運転免許を同社提携の教習所で取得した者に限っては、最低3年間勤めることが条件。今回の採用人数の上限は設けておらず、希望者がいれば応募を受け付ける。研修期間は最低10日間。また、運転するタクシーを「熊本応援タクシー」とラッピングし、売り上げの一部を熊本に寄付するという。申し込みは同社ホームページから可能。青柳社長は「今後も熊本復興支援に向けた取り組みを積極的に実施していきたい」と話している。
 同社は2006年10月設立。資本金1000万円。従業員数は約120人。タクシー保有台数は89台。初乗り運賃300円と県内最安値を強みに、創業10年で「プレミアム会員」は20万人に達した。