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熊本県内でイノシシ肉の販売を開始 マックスバリュ九州


4月27日

イオングループで、九州内にスーパーマーケットを展開するマックスバリュ九州株式会社(福岡市博多区博多駅東3丁目、佐々木勉社長)は、4月27日から熊本県内の6店舗でイノシシ肉の販売を始めた。

昨年の福岡県内での販売に続く取り組み。熊本県内で捕獲された天然イノシシを食用として活用し、地域の特産品・観光資源とすることで、地域の活性化につなげるとともに、イノシシなどの捕獲がさらに進み、農林業の被害軽減につながることを期待するもの。取扱商品は、肩スライス(冷凍200グラム698円)、ももスライス(同)、ばらスライス(同798円)、肩ローススライス(同980円)の4種。COCOSA B1店、マックスバリュ熊本北店、田崎店、西熊本店、宇土店、新戸島店で販売している。

イノシシ肉は高タンパク質、低脂肪、低カロリー、ビタミン・コラーゲンも豊富だが、現在、熊本県内では年間に約2万8000頭、シカは約1万9000頭が捕獲されているが、そのほとんど有害鳥獣として廃棄処分おり、食肉に利用されているのはわずかな量という。

2017年5月23日発行