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熊本県八代市の八代支店を新築移転 西日本シティ銀行
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長崎銀行との初の共同店舗
西日本フィナンシャルホールディングス(FH)傘下の㈱西日本シティ銀行(福岡市博多区博多駅前3丁目、谷川浩道頭取)は7月8日、熊本県八代市通町の八代支店を同町内の長崎銀行八代支店跡地に建設した新店舗に移転した。
これは顧客の利便性向上に向けた取り組みの一環で、同じ西日本FH傘下の長崎銀行が同一フロアに入居する初の共同店舗。両行の八代支店は老朽化が進んでいたため、長崎銀支店跡地に西シ銀が新店舗を建設し、共同店舗化した。新店舗は両行がそれぞれ窓口やATMなどを設けて営業するが、会議室や食堂などバックスペースは両行で共用する。今後は、福岡県に強固な地盤を有する西シ銀と個人向けのサービスに特長を持つ長崎銀が連携して営業活動を展開し、従来以上にグループの強みを発揮していく。
場所は旧店舗から北東側へ約450m(徒歩6分)、八代市役所や八代城跡公園が面する八代港大手町線(県道250号線)沿いの出町交差点北西側角地。新店舗は2階建てで、延べ床面積は841㎡で、うち長崎銀の窓口・執務室が198㎡。入り口は共用で、1階が両行の各窓口・執務室、ATMコーナー、全自動貸金庫(106マス)。2階が会議室や食堂、更衣室など。駐車場は店舗向かいの長崎銀仮店舗跡に16台分用意する。窓口の営業時間は平日午前9時から午後3時まで。ATMは平日が午前7時から午後11時まで、土日祝日が午前8時から午後9時まで営業する。なお、移転に伴う電話番号の変更はない。
同行では「落ち着いた雰囲気の相談ブースや全自動貸金庫、多目的トイレなどバリアフリー設備の設置などで店舗機能を充実させた。顧客に快適に利用いただける店舗を目指したい」と話している。
2019年7月17日発行