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熊本県へ緊急消防援助隊を派遣  福岡市


ヘリ、車両など34人体制

福岡市は7月4日、熊本県南部で発生した豪雨災害の復旧援助に向け、緊急消防援助隊を派遣した。
4日早朝から断続的に降り続いた豪雨により、人吉市、八代市などで浸水による孤立者が発生するなど甚大な被害が発生。これを受け、市は直ちに援助隊を編成し、午前10時に出発式を執り行った。派遣したのは航空小隊など6隊で、ヘリコプター1機(後に交代でもう1機)、救助車両9台と消防隊員34人。同日は八代市などで給仕活動を展開し、夕方までにヘリで孤立者8人を救助した。さらに同日夕方には、福岡市水道局の応急給水隊(給水車、後方支援車)を人吉市に派遣した。
高島市長は出発式で「コロナ対策という新しい状況に対応しながら、現地住民の力になれるよう務めてほしい」と隊員に言葉を送った。

2020年7月14日発行