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熊本県と豪雨災害からの復興推進事業 JICA九州


週刊経済2022年1月18日発行

官民連携の復興モデル創出へ

独立行政法人国際協力機構九州センター(北九州市八幡東区平野2丁目、以下JICA九州、吉成安恵所長)は12月23日、熊本県球磨地域振興局と人吉球磨地域における官民連携/住民参加型の復興・地方創生の取り組みモデル創出に係る連携を開始した。
2019年に熊本県と包括連携協定を締結しており、地方創生や多文化共生の分野で連携。人吉球磨地域では、20年の豪雨災害以降、災害ボランティア派遣やJICA協力隊による復興支援に取り組んできた。今回の事業では、球磨地域の創造的復興におけるアイデアなどを地域内外から募集し、地域の課題や取り組みとマッチングし、官民連携・住民参加型の復興・地方創生モデルの一つとして、21年12月から2年間、専属チームを配置する。
JICAでは「国際協力事業にも活用可能な官民連携の復興モデルを同地域で創出していく」と話している。