熊本市のＺＥＨ賃貸マンションに匿名組合出資　九州リースサービス

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週刊経済2024年6月26日発行号

九州エリアでは２号目

総合リースの㈱九州リースサービス（福岡市博多区博多駅前４丁目、礒山誠二社長）は、熊本市でＺＥＨ（Net Zero Energy House）の認証を受けた賃貸マンションの開発・運用を目的とした「合同会社ＺＥＨ南九州ファンド２号」に匿名組合出資（※）を実行した。
ＺＥＨ賃貸マンションの普及促進を支援し、カーボンニュートラル実現への寄与を目的としたもので、同社のほかに昭和リース㈱と東銀リース㈱、肥銀リース㈱が匿名組合出資をした。ファンドのアセットマネージャーは三幸アセットマネジメント㈱、設計・施工は積水ハウス㈱。資金使途はＺＥＨ賃貸マンションの開発資金などで、住宅におけるエネルギー消費量２０％以上の省エネや屋根上太陽光パネルの設置による創エネを予定している。
九州リースサービスは、２０２２年７月から東京、千葉、大阪、神奈川などで積水ハウスが設計・施工するＺＥＨ賃貸マンションの開発・運用するファンドへの匿名組合出資を通じて、脱炭素社会の実現や環境負荷低減などへの貢献を進めてきた。取扱いエリアが拡大される中、今回の出資は今年３月の鹿児島プロジェクトに続き九州エリアでは２号目となる。
※資金を提供する出資者と事業を運営する事業者の間で結ぶ２者間契約で、出資を受けた事業から利益が生じると、出資者に向けて利益が分配がされる。