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熊本市に常温、冷凍対応の倉庫を開設 マキコミ
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週刊経済2021年3月23日発行
初の自社倉庫
地域商社事業などの㈱マキコミ(久留米市東町、松永高徳社長)は4月1日、熊本市東区戸島町に物流倉庫を開設する。自社倉庫は初となる。
名称は「㈱マキコミ熊本物流センター」。場所は県道103号熊本空港線沿い「戸島町」信号東側。同社や関連会社7社はこれまで、商品の保管や管理、出荷業務をそれぞれ外部委託していたが、自社物流拠点を設け1カ所に集約させることでコスト削減を図る狙い。倉庫は賃貸。鉄骨造り平屋建てで、敷地面積1360㎡、延べ床面積392・5㎡。常温と冷凍商品に対応しており、常温商材は約200品目のペット用品や、30から50品目の九州各県の地産品食品、筋トレの効率を上げるEMSスーツなど。冷凍商材は、化粧品などで使用されるヒト幹細胞上清液や、健康弁当などを取り扱う。在庫を固定の棚で管理しないフリーロケーションを採用した独自の倉庫管理システムやピッキング・検品作業を専用携帯端末ですることなどにより業務効率化を図っているという。スタッフは4月に1人採用予定で、今後正社員を約3人、パートを約2人順次採用する計画がある。
同社は「熊本空港やICに近く流通インフラに最適な場所を選んだ」と話している。
同社は2019年5月設立。資本金2700万円。通販支援の㈱KIZUNAのグループ会社。