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熊本市に客室数98室のビジネスホテル 西部ガスリビング
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グループとしては初のホテル事業参入
西部ガスグループの西部ガスリビング㈱(福岡市博多区千代1丁目、工藤青史社長)は、熊本市中央区城東町に8階建てビジネスホテルを建設する。開業予定は来年夏。グループとしては初のホテル事業参入。
2016年11月に策定した「西部ガスグループ中期経営計画」では、今後のグループ事業全体の利益水準の維持拡大を目的にガスエネルギー以外の事業拡大にも注力していく方針を打ち出した。ホテル事業は今後インバウンド需要が見込まれ、長期的な発展が期待できることから事業参入を検討していた。新ホテルの名称は未定。場所は熊本大学教育学部附属幼稚園の南側、熊本県酒造会館の跡地約600㎡。延べ床面積約2500㎡、客室数は98室。各部屋は16㎡以上の空間を確保し、シモンズ製ベッドの設置、ゆったりと浸かれる湯船と熊本城をイメージしたデザイン性あるバス空間など、同グループでは「『思い出に残る体験』&『快適な空間』をお客さまに提供するホテルに」と話している。
西部ガスリビングは1984年4月設立。資本金は4億8000万円(西部ガス100%出資)。売上高は96億4600万円(2017年3月期)。従業員数は210人。ガス機器、住宅設備機器、厨房関連商品および空調設備機器の設計・施工・販売・メンテナンス、マンション管理、セキュリティサービスなど幅広く事業を展開。経営理念として「総合生活支援企業」を掲げており、今回「ホテル事業を通して、より多くの皆さまの生活を豊かにすることを目指す」としている。
2018年7月3日発行