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熊本城北側にマンション建設を計画  新栄住宅    厚生年金会館跡地を12億円で落札


 福岡市中央区大名2丁目の地場大手マンション開発・新栄住宅株式会社(木庭兌社長)は、熊本市千葉城町にマンション開発を計画している。
 場所は熊本城北側の県道1号沿い、藤園中学校西側の熊本厚生年金会館跡地。敷地面積は約7,500平方m。入札で落札したもので、落札価格は約12億円。時期や規模など詳細は未定だが、2~3期に分けて10~11階建のマンション2~3棟を建設する計画。総戸数は180戸前後になる見込み。2~5月に解体工事を進め、第1期は08年末から09年初めにかけて着工する方針。熊本市内では同社3棟目になる。同社では佐賀県鳥栖市や熊本県荒尾市でマンションを建設しているが、ここ数年は福岡都市圏に集中していた。「福岡県外での本格的な開発は久しぶりになるが、戦略を変更してでも開発するだけの魅力があった。中心街に近く、学校も揃っていて眺望にも恵まれており、マンション用地として希少価値がある」と話している。