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熊本地震被災の要介護者を無償受け入れ  さわやか倶楽部    福岡県内36施設含む全国71カ所で


 東証1部の株式会社ウチヤマホールディングス連結子会社で介護福祉事業の株式会社さわやか倶楽部(北九州市小倉北区熊本2丁目、内山文治社長)は4月15日、熊本地震で被災した要介護者の無償受け入れを開始した。
 災害時の緊急支援の一環で、福岡県西方沖地震、東日本大震災以来3回目。熊本県の了解を得て、要支援1~要介護5の認定を受けた概ね65歳以上の高齢者を主な対象に、福岡県内36施設含む全国71カ所、約200室で受け入れる。通常12~18万円の入居費を無料とし、介護保険料の利用者負担分のみの費用で入居可能。受入期間は約半年間で、それ以降も被災者の優先的な施設入居などを検討している。同社では「グループ企業でも、緊急避難先として不動産の提供や、運営施設や店舗での緊急雇用支援も実施する予定がある」と話している。