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熊本地震復興で生産者とバイヤー集め商談会  JR博多シティ    販路開拓目的に


 アミュプラザ博多やアミュエスト、博多デイトスなどを運営する株式会社JR博多シティ(福岡市博多区博多駅中央街、渡邊晴一朗社長)は8月17日、熊本地震復興支援の一環として、熊本を拠点とする生産者とバイヤーを集めた商談会を実施する。6月に初めて開催した商談会で、今後、継続的に支援するために2回目の開催に至った。
 4月に発生した熊本地震により、熊本の基幹産業と言われる「食」の生産者たちの販路が閉鎖されていることから、販路開拓を目的に開くもの。生産者たちが商品を調理し、試食をバイヤーに提供しながら商品の特徴をプレゼンテーションするほか、実際に取引できる商談会も実施。当日は東日本大震災後の食産業振興などを手掛け、生産者とバイヤーを結びつける商談会などを定期開催している社団法人東の食の会(楠本修二郎、高島宏平代表理事)と、地域に根差したカフェなどを展開するカフェ・カンパニー株式会社(東京都、楠本修二郎社長)と提携して開催する。場所はアミュプラザ博多9階の「JR博多シティ会議室」。時間は午後1時半から4時半までで、参加費は無料。生産者8~10社、バイヤー10~15社を募集し、8月10日まで申し込みを受け付ける。同社では「この商談会で生産者の販路拡大を図り、継続的な支援を実現させたい」と話している。