熊本利水工業を完全子会社化　キュウセツＡＱＵＡ

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週刊経済2023年10月24日発行号

事業内容に親和性

上下水道施設の維持管理などのるキュウセツＡＱＵＡ㈱（福岡市博多区博多駅東１丁目、大野征博社長）は１０月１２日、水道施設工事事業などの熊本利水工業㈱（熊本市北区、田中祐治社長）を完全子会社化した。
本業と親和性のある事業のため。熊本利水工業は１９８３年設立。現在熊本市や菊池市、玉名市、八代市に支店を置いている。資本金２千万円。代表は引き続き田中社長が務める。大野社長は「親和性ある企業のＭ＆Ａに挑戦していきたい」と話している。
同社は１９６５年７月設立。資本金５千万円。従業員７４２人。九州や中国・四国地方の自治体から受託した上下水道施設の維持管理ほか、１６年に参入したアグリ事業では大分県国東市でオリーブ事業を手掛けている。２０２３年３月期売上高は約６０億円。