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熊本の甲誠牧場と合弁会社設立 梅の花
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社名は「三協梅の花」
湯葉・豆腐料理の和食レストランを展開する㈱梅の花(久留米市天神町、梅野重俊会長兼CEO)は2月21日、和牛の褐毛和種「あか牛」を肥育生産する農事組合法人甲誠牧場(熊本県阿蘇市、甲斐誠一理事)と共同出資で合弁会社を設立した。
新会社の社名は㈱三協梅の花。本社は梅の花と同所に置く。資本金は500万円。出資比率は梅の花40%、甲誠牧場60%。代表は鬼塚崇裕梅の花取締役執行役経営計画室長兼古市庵社長が務める。梅の花は12月に、甲誠牧場と食肉加工の㈲三協畜産(熊本市、甲斐誠一社長)、飲食店を展開する㈱三協ダイニング(熊本市、木村久美子社長)の3社で構成された「あか牛の三協グループ」と合弁会社設立に向けた基本合意を締結していた。
甲誠牧場があか牛を生産、三協畜産が加工、新会社が飲食店を経営することで、1次産業から3次産業まで総合的に関わる6次産業化が可能と判断した。新会社の飲食店は焼き肉店の業態で、東京、大阪、福岡を中心に10店舗程度出店していく方針。
梅の花は1990年1月設立。資本金50億8294万円。18年9月期売上高は326億4700万円。従業員数696人。甲誠牧場は2016年8月設立。資本金300万円。和牛の褐毛和種「あか牛」を「甲誠牛」ブランドとして生産している。
2019年3月5日発行