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熊本のヤマックスと業務提携へ ヤマウ


業況への課題対策と収益力強化で

コンクリート製品製造、販売業の㈱ヤマウ(福岡市早良区東入部5丁目、小嶺啓藏社長)は3月5日、同業のヤマックス(熊本市中央区水前寺3丁目、茂森拓社長)と業務提携への具体的な協議を開始した。
昨今の人手不足に加え、原材料・運賃の高騰、労務コストの上昇など、業況への課題対策に向け協議していくもので、ヤマウが北部九州と南九州、ヤマックスが九州中部を営業基盤とするなど、営業エリアで補完的な位置付けにある両社の様々なシナジーに期待し、収益力の強化を図る。提携内容は生産設備や物流拠点の相互利用、原材料、備品などの共同購入、類似製品の集約による型枠のコスト削減と相互利用、ノウハウの相互利用と新製品、新技術の共同開発などで、それぞれが密に連携し中長期的な企業価値の向上を目指す。
ヤマックスは1963年10月設立、資本金は17億5204万円、2018年152億9500万円(2018年3月期)、従業員数は497人。ヤマウは58年2月設立、資本金は8億円、連結売上高は226億3500万円(2018年3月期)、従業員数は215人。

2019年3月26日発行