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熊本のテラシステムと細菌検査装置を開発 太平環境科学センター 3月25日に試作機完成
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水質、土壌などの分析、測定業務を手掛ける株式会社太平環境科学センター(福岡市博多区金の隈2丁目、坂本雅俊社長)は、自動装置メーカー株式会社テラシステム(熊本市、寺本力人社長)と共同で新たな細菌検査装置を開発している。
2015年2月に「自動細菌検査装置及び関連装置の開発・事業化」について、両社が九州経済産業局から新連携支援事業の認定を取得。その補助金を活用し新たな装置開発に取り組んできた。
3月25日はその試作機が完成。垂直6軸多関節ロボットを2台有した新装置は、従来のモデルに比べ省スペースで処理能力も格段に向上するという。今後は実用化に向けたテストを繰り返し、水質や食品に関する検査機関向けはもちろん、医療・化粧品メーカーへの装置の提案やカスタマイズ受注にも応用展開し、外販需要の掘り起こしにもつなげていく。
同社は1973年7月設立、資本金は4000万円、従業員数は65人。坂本社長は久留米市出身、1957年8月30日生まれの58歳、久留米工業高等専門学校卒、趣味は山登り、読書。