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熊本、鹿児島の2施設を道の駅に 九州地方整備局


管内で130カ所に

九州地方整備局(増田博行局長)は4月25日、同省が管轄する道の駅の第49回登録で、熊本県と鹿児島県の2施設が新たに登録されたと発表、管内で登録された道の駅の数は130カ所となった。
今回、登録されたのは熊本県天草市河浦町の「﨑津(さきつ)」と鹿児島県垂水市浜平の「たるみずはまびら」。「﨑津」は国道389号と接続する市道小島・小高浜線沿い。敷地面積は1万6514㎡。世界文化遺産登録候補の﨑津集落の観光場読地として、ガイダンス・展示スペースのほか、関連商品販売コーナーが常設されたほか、市役所出張所や災害時の避難所としても機能するコミュニティーセンター、多目的広場、グラウンドなどで構成される。駐車場の収容台数は56台。「たるみずはまびら」は鹿児島市と鹿屋市を結ぶ国道220号沿い。敷地面積は1万4700㎡。物産館やレストラン、カフェ、マリン施設などで構成され、同市の6次産業化の推進拠点のほか、鹿児島市と大隅半島を結ぶゲートウェー機能として、情報発信スペースでは地域の主要道路の災害情報、渋滞状況、気象情報を提供、マリン施設では海、山などの風景や眺望を楽しめる空間として整備される。駐車場の収容台数は205台。いずれも今年度中のオープンを目指している。

2018年5月15日発行