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熊本、鹿児島、大分にサテライトオフィス開設  日本M&Aセンター福岡支店


日本M&Aセンター福岡支店

東証1部上場でM&A仲介国内最大手の㈱日本M&Aセンター中四国九州支社福岡支店(福岡市博多区博多駅前2丁目、奥野秀夫執行役員同支社長兼同支店長)は6月30日、熊本市と鹿児島市、大分市にサテライトオフィスを開設した。
同社では現在のコロナ禍で、資金面や事業承継などの問題を抱える中小・零細企業の中に苦境に立たされる企業が増加すると分析。全国各地で身近に経営課題を相談できる窓口としてサテライトオフィスを拡充する一環として、九州では3拠点を開設した。九州の3オフィスにはそれぞれスタッフ3~4人を配置し、地元経営者向けの緊急無料相談に注力する。また、各拠点では、同社の強みである地域の金融機関や会計事務所などとの連携を一層強化していく。将来的には、人員や機能を拡充しながら営業所に格上げしていく方針。
熊本オフィスは熊本市中央区下通1丁目の下通NSビル6階のレンタルオフィス「Regus熊本下通」内に入居し、責任者は椛田國仁リーダー。鹿児島オフィスは鹿児島市西千石町の鹿児島MSビル5階の同「Regus鹿児島天文館センター」内に入居し、責任者は狭川行正リーダー。大分オフィスは大分市府内町3丁目の大分恒和ビル4階の同「大分OpenOffice」内に入居し、責任者は仲田理リーダーが務める。  奥野支社長兼支店長は「福岡支店やオンライン相談だけでなく、非常時に地元経営者に寄り添うべく3拠点を開設した。特に、スピーディーかつ根本的な改革が求められる非常時に最も有効なパートナー戦略の必要性に拍車がかかっており、これにより、さらに危機に強い会社へと革新する手助けをしていきたい。まずは1人で悩まれずに、気軽に各オフィスに相談してほしい」と話している。
同社は1991年設立。全国約900の会計事務所や約300の地域金融機関をはじめ商工会議所、ベンチャーキャピタル、証券会社、コンサル会社などと提携し、中堅・中小企業に特化したM&Aの仲介を手掛ける。九州では2016年に福岡営業所を開設し、翌年支店に昇格。現在の従業員は約20人。今年4月同所に設置した中四国九州支社は岡山以西を管轄している。

2020年7月14日発行