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無農薬大豆納豆で腸内環境改善プロジェクト そのもの


期間は約2ヶ月間

納豆加工食品の企画、開発、販売のそのもの㈱(福岡市中央区今泉1丁目、日高絵美代表)は11月9日、無農薬大豆納豆で腸内環境を改善するプロジェクトをスタートした。
名称は「江北町健康プロジェクト」。今年2月に、同社と佐賀県江北町、地元生産者の江北町有機研究会の3者は包括連携協定を締結しており、江北町産大豆を使用した製品の医学的効果を立証することで、生産者の収益向上や地方創生につなげるもの。江北町の住民218人を2グループに分け、江北町産無農薬大豆を加工した同社製品の「そのもの納豆」を毎朝摂取するグループと、そうでないグループで採便による腸内環境の経過を比較する。調査の設計や分析には、今年4月に設立した医学フードダイバーシティ学会(福岡市博多区博多駅前2丁目、森照明代表世話人)が携わる。調査期間は11月9日〜1月15日までの約2カ月間。来年2月以降に解析し、5月に結果発表する計画。
同社は「今回のプロジェクトをスタートとし、長期的に継続することで、医療費削減などにも貢献していきたい」と話している。
同社は2017年3月設立。資本金1千万円。従業員数5人。

2020年11月24日発行