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災害時における被災者支援のための相互協力協定 赤十字飛行隊熊本支隊とNTTドコモ九州支社


週刊経済2022年8月2日発行

情報提供や通信確保など

赤十字飛行隊熊本支隊(新永隆一支隊長、以下 熊本支隊)と㈱NTTドコモ九州支社(福岡市中央区渡辺通2丁目、根本浩二執行役員支社長)は7月20日、災害時における被災者支援のための相互協力に関する協定を結んだ。
熊本支隊が持つ輸送能力や偵察能力とドコモの災害時の被災者支援や復旧活動の取り組みが合致したことから、互いに協力して被災者支援をするもの。熊本支隊は大規模災害時に航空機を利用し、空撮や物資輸送、人員輸送などをしており、被害状況の情報提供や輸送などに取り組んでいる。ドコモは災害に強い通信ネットワークの構築や可搬型の臨時基地局設備の配備、無料充電サービスなど地域の防災力強化、地域住民の安全の確保に向けて取り組んでいる。
今回、輸送機能、偵察機能など熊本支隊が持つ高いポテンシャルを活用し、避難者支援および災害時通信確保などの相互協力に合意し連携協定を締結。さらに平常時から、相互の防災および災害対処活動に関する協力体制を構築し、不測の災害発生に備える。