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災害時における特設公衆電話の設置協定  NTT西日本福岡支店と大川市    最大20カ所に設置


 NTT西日本福岡支店(福岡市博多区博多駅東3丁目、上原一郎取締役支店長)と大川市(倉重良一市長)は4月27日、災害時における特設公衆電話(※)の事前設置と利用、管理などについて協定を結んだ。
 大規模災害などによる避難所開設時に、避難者に対して速やかに通信手段の提供ができるよう、避難所に特設公衆電話回線の事前設置をするもので、準備が整い次第順次、設置を始める。設置場所は大川市指定の避難場所(最大20カ所)。開設に関しては被災状況等を考慮して両者が協議して決定し、開設後は避難者が無料で利用できる。NTT西日本福岡支店では「今後も県内の各市町村への特設公衆電話事前設置に向けた取り組みを進めていく」と話している。
 ※災害時における避難住民に対する迅速かつ確実な通信手段の早期提供を図るため、自治体が管理する避難所などへ設置される事前設置型の発信専用公衆電話。