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漢方生薬研究所と資本提携 リーモ・トロージェン


ECサイトの販売強化

広告、フレグランス事業の㈱リーモ・トロージェン(福岡市博多区下川端町、森重喜社長)は9月1日、医薬品、健康食品の通信販売事業を手掛ける㈱漢方生薬研究所(同市中央区天神3丁目、橋口遼社長)と資本提携を締結した。
リーモ・トロージェンは、2017年から法人や個人事業主向けに、ブランドイメージの定着や訴求を目的としたアロマオイルを使ったフレグランスサービス事業を展開。漢方生薬研究所は、漢方医学にもとづいた医薬品やサプリメントなどの通信販売事業などを手掛けてきた。今回の資本提携では、同社が漢方生薬研究所の資本参加を受け入れることで、連携を強化する。出資比率は非公表。漢方生薬研究所が通信販売事業で培ってきたECサイトの運営ノウハウを生かし、フレグランスサービス事業の販売力向上を図る。一方で、漢方生薬研究所は、アロマを活用した新たなビジネスを展開し、既存顧客への提案の幅を広げる。同社は「アロマと漢方は互いに共通する点がある。将来的に共同で新たなサービスを展開していければ」と話している。
リーモ・トロージェンは2008年10月設立。資本金1210万円。従業員9人。
漢方生薬研究所は2015年12月設立。資本金2362万5000円。従業員17人。

2019年10月8日発行