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漢方使用の飲食店2店オープン 漢方生薬研究所
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今春オープンの商業施設内に
医薬品・指定医薬部外品や健康食品通信販売の㈱漢方生薬研究所(福岡市中央区天神3丁目、橋口遼社長)は今春、漢方使用の飲食店2店をオープンする。同社の飲食店は計3店舗となる。
1店舗目は3月27日にオープンの商業施設「island eye(アイランドアイ)」(同市東区香椎照葉6丁目)内1階。店舗名は「NENEN(ネネン)」でオープン日は3月28日。店舗面積は82㎡、席数28席。薬膳イタリアンと花屋を併設した店舗で、イタリアンシェフとコラボした薬膳スープや薬膳カレーなどのメニューを揃える(価格は未定)。生花店はフローリストでスカーレット代表の中村麻耶氏に運営委託する。営業時間は生花店が午前10時から午後7時、飲食店が午前11時から午後10時。平均客単価は1500円から2000円を想定している。
2店舗目は4月28日オープンの商業施設「カイタックスクエアガーデン」(中央区警固1丁目)内1階。店名は「coperta(コぺルタ)」で同日オープン。店舗面積は89㎡、席数32席。漢方カフェと漢方に関する相談ができる漢方薬局を併設し、漢方茶や薬膳スープなどを提供する。営業時間は午前7時から午前0時を予定。平均客単価は未定。両店舗とも20代後半から30代女性をメインターゲットとしており、初の試みとして漢方ビールや薬膳ビールなどのアルコール類を提供する。
橋口社長は「全国展開も視野に入れ、今後は東京や大阪にも店舗を出店していきたい」と話している。
同社は2015年12月設立。資本金2362万円。
2020年2月18日発行